2014年8月19日火曜日

モジュラーケーブルの変更で回線速度が向上-モジュラージャックとスプリッター間

モジュラージャックとADSLモデム間のモジュラーケーブル


モジュラーケーブル5メートルが20cmに変更



モジュラージャックMJ-2SCとスプリッターの間に使っていた最初のモジュラーケーブルは、5メートルくらいあるものでした。下の写真です。




スプリッターは、電話とモデムを分けるために使われる機器で、これがあるとBBフォンを使わないで済みます。

ちょっとわかりづらいんですが、写真右上隅の見えるか見えないかのところにあるのがモジュラージャック(一部しか見えてない)。そして、写真右隅にスプリッターがあります。

この間を、5メートルくらいのモジュラーケーブルでつないでいました。写真右下隅にケーブルのコードが巻かれているかと思いますが、5メートルもあるので、束ねています。

1週間後、アマゾンで購入した次のモジュラーケーブルに変更しました。
ケーブルコードは20cmとなって、かなりすっきりしました。

購入した製品
モジュラーケーブル 0.2m TEL-FST-02N
ノイズに強く、電話回線と機器を接続する
ケーブル。ADSLに快適、40Mbps以上にも
対応。ISDN機器にも対応。
700円前後で購入できます。


正直、こんなに高いものを購入しなくても良かったのですが、周囲はノイズを発生させる機器が多いのと、また、アマゾンで安いものを購入すると、合わせ買い対象商品となって複数購入しないといけなくなるので、結局は、このケーブルに行きつきました。ノイズに強いフェライトコアも取り付けてあります。(写真)


回線速度がわずかに向上

モジュラーケーブルを変更した結果、回線速度が若干向上しました。

ADSLの環境を改善しても、ほとんど変化がなかったという多くのコメントやレビューを読んできました。

そんな中、モジュラーケーブルとLANケーブルの長さの変更ならどっちが良いかという質問で、モジュラーケーブルの方が回線速度が改善しやすいというコメントが見受けられたので、古い5メートルのモジュラーケーブルから、20cmのケーブルに変えてどんな変化があるのか調べました。

自宅の環境は、モジュラージャックにスプリッターをつなげてモデムと電話回線を分け、モデムを無線LANルーターと接続し、無線でネット接続をしています。プロバイダーはYahoo BBで速度は 12MBサービスです。(線路距離が1490mで、伝送損失が21db)

PS4と無線LANルーターWNDR4300-100JP​S間 

まず、オンラインゲームなどをするPS4で回線速度を計ってみました。PS4(プレステ4)ではネット接続の診断をすることができるので、そちらで上りと下りの速度を計りました。ちなみに使った無線LANルーターはネットギア製品のWNDR4300-100JP​Sで、無線でPS4につなぎました。

5メートルのモジュラーケーブル使用時は、速い時の下り速度は8.7Mbpsくらいで、ある時は、3.7Mbpsくらいになる時がごくまれにありました。こんなに差が開くのはちょっとよく意味が分かりませんでした。別の原因があるかもしれません。そして、上り速度は平均的に、770kbpsくらいでした。

20cmのモジュラーケーブルに変更してからは、安定して下り速度が8.8Mbps、遅くても8Mbpsを保てるくらいの速度になっています。そして、上り速度は、遅いと790kbpsくらいで、通常は800kbpsよりちょっと上くらいになりました。803や809、806などの値になっています。


PCと無線LANルーター間

自宅のノートPCとのネット接続で回線速度を調べました。ルーターは上記と同じものを使用。
回線速度の診断には次の価格コムサイトのものを利用させていただきました。

http://kakaku.com/bb/speed.asp

5メートルのモジュラーケーブルを使用している時、
下り速度は概ね9.5~最高は10.4Mbpsの値が出ました。平均すると9.6くらいの印象。
上り速度は、通常880kbpsくらいで、平均だと870kbpsくらいでした。

20cmのモジュラーケーブルに変更してから
下り速度は、常に9.5Mbpsの値が出るようになり、平均すると9.6後半くらいの印象。
上り速度は、安定して880kbpsが出て、平均だとやはり880kbps後半くらい。



上記のように、本当にわずかな差ですが、ノイズに強い短いモジュラーケーブルに変更したことで、ADSLの回線速度が若干向上しました。



2014年8月17日日曜日

BBフォンを使わず、他社電話サービスを利用する方法

BBフォンを使わない方法



YahooのADSLサービスを契約すると、BBフォンが通常セットで付いてきます。

しかし、BBフォンは結構不便なところがあり、たとえば、「110」「119」などの緊急電話番号に
代表される3桁の番号に発信できなかったり、またフリーダイヤル「0120」などもBBフォン
のサービスに含まれません。そういった番号に連絡する時は、他社の電話サービスを利用しな
いといけないのです。

参考URL
http://www.softbank.jp/ybb/other/soho/standard_plan/bbphone/bbp_na/

BBフォンで電話したくないので、BBフォンなしで契約したいと言っても、認められないようです。
そこで、ADSLサービスに契約しても、BBフォンで電話をしなければよいという話になります。


一つの方法として、ダイヤル番号を入力する前に、0000を入力する方法です。
これで、BBフォンを使わずに、他社の電話サービスを利用することができます。

ここら辺の情報は以下の参考URLが詳しいです。

参考URL
http://www.softbank.jp/ybb/other/soho/standard_plan/bbphone/attention/


ただし、上のような方法は、電話する度に、毎回「0000」を入力する手間がかかり、かなり面倒です。

そういった面倒な方法を避ける方法として、「スプリッター」を購入する方法があります。



ELECOM LD-ADSLSP3 ADSL用スプリッタ

従来品よりも30%ノイズに強い
ADSLモデムとアナログ電話機器を同時に使用することができる
雷サージ機能搭載・ノイズ除去機能搭載
幅72.5×奥行44×高さ27.5mm重量:52g
40M以上の高速ADSLサービスにも対応



上記写真の物が「スプリッター」という機器で、モデム用と電話用にスプリット(分割)でき、電話用の差込口に電話線のモジュラーケーブルをつなげれば、モデムを通したBBフォンを利用せずに、通常の回線を利用することができます。

スプリッターは1000円前後と安いですし、毎回0000の入力の手間を省くことができますので、便利な製品です。

なお、このスプリッターは自宅のモジュラージャック(MJ-2SC)とモジュラーケーブルでつなげる必要がありますので、モジュラーケーブルも購入する必要があります。スプリッターをモジュラージャックから近い場所に設置するなら、10cmや30cmくらいのケーブルで十分です。

左の機器がモジュラージャックで、その右に設置したものがスプリッターです。

スプリッターは、配置上、逆さまに設置しました。

モジュラージャック(MJ-2SC)とスプリッターを並べて設置する場合、両機器をつなげるモジュラーケーブルが短くて済みます。

ちなみに、自分が購入したモジュラーケーブルは

フェライトコア付モジュラーケーブル 0.2m TEL-FST-02N

モジュラーケーブルはノイズに強いものが良いと考え、
若干高いものを購入しました。

周囲にノイズを発生させる製品がなければ、別に高いものを購入する必要はありませんが、自宅のキッチン付近には、TVや電子レンジなど結構ノイズを発生させるものがあるので、一応購入してみました。



2014年8月15日金曜日

モバイルルーターからADSLに変更しPS4の通信が安定した

通信の回線切れからADSLサービスに加入


管理人が使っているモバイルルーターは、E-MOBILEのGL04P



当時のキャンペーン(2012年ごろ)でもってしても、端末代金が2万円で月々の支払いが2999円が安いと思っていましたが、後継機のGL09PやGL10Pは、端末が0円でしかも月々2856円。


これにはからくりがあって、LTEと3Gの通信で、高速なのがLTE。最大110Mbpsの通信速度を出すのですが、月に7GB使用すると、LTEに速度制限が設けられます。3Gの方は使えるのですが、夜間帯になると混線で遅さが際立つので、結局は、速度制限のあるLTEの方がまだ早いと言った印象があります。


GL04Pの方は、この速度制限が10GBとなっており、2014年の4月?ごろから制限がかけられるようになりました。そのため、GL04Pの方が若干高いのはわかるのですが、キャンペーンでもらった7000円を差し引いても、端末代金は13000円くらいと支払っており、高いかなぁという不満が・・・。

それで、こういったモバイルルーターでゲームをやろうとすると、環境によっては結構通信が切断されてしまい、オンラインゲーム(PS3,PS4)をやっている人にとっては、チャットサーバーに接続できませんみたいな表示が出たり、オンラインプレイが切断されるという致命的な現象を引き起こします。

モバイルルーターがそういう仕様なので、無線LANルーターを付けてもさらに切断現象に悩まされるだろうと勝手に推定し、ADSLでも同じような現象が起きるだろうと思っていました。



ADSLの通信の安定性にかなり満足



ところがどっこい、ADSLのモデムに無線LANルーターを繋いで、オンラインプレイをしても、ここ1週間まったく回線が切れたことはありません。

一度だけ、PS4でゲームソフトを立ち上げた状態で接続診断を試みたときに、チャットサーバーが切断されてしまったことがありましたが、ソフト起動中にわざわざネット回線状態を確認すれば、サーバーから切断されることはあるだろうとかんがえ、特に問題視せず、通常プレイをしている間は、まったく回線切れを起こしませんでした。(追記:2015年を迎えましたが全く切断なし!一度だけ、電話と併用で回線が切れたれたことがあるくらい。)

このことから、回線切れなど通信の安定性という観点から、モバイルルーターよりはADSLの方が断然優秀だということがわかりました。もちろん、自分の環境に置いては少なくともそうです。

PCでも、将棋などのオンラインプレイをする場合でも、モバイルルーターのように切断されることが無くなりました。

また、モデムに接続する無線化のための無線LANルーター選びもかなり重要かなと思います。

無線LANルーターが飛ばす電波が使用する2.4GHz帯だと、近くのBluetooth機器や電子レンジの電磁波などの影響をもろに受けますし、また近隣の無線LANルーターと同じチャネルを使用したりして、通信速度に影響するのみならず、結果的に通信切れを引き起こすことも考えられます。

一旦通信が切れると、オンラインプレイ中ではミッション中のサーバーから切り離されると言ったことになってしまうので、かなり問題です。

そのため、無線LANルーターを選ぶなら、5GHz帯を使用できる無線LANルーターがおすすめです。(2014年10月現在、2.4GHz帯を使用しても、ほとんど切れることはありませんが…。)

無線LANルーター選びに関しては次の記事ですでに紹介しています。
ADSL12M環境で無線LANルーター選び-WNDR4300


モバイルルーターとADSLのそれぞれの欠点


ただし、管理人のような安定した環境であるものの、通常ADSLでは、ゲームのオンラインプレイには向かないという意見は、サービスによってはありうるということが言えるかもしれません。

オンラインプレイで、求められる通信速度はそれほど高いものではありません。
上りと下りの速度が1Mbpsくらいあれば、十分なのだそうです。
ここら辺のことは、ヤフーの知恵袋ノートで詳しくまとめられている方がいて、ゲームメーカーが
推奨する環境での通信速度は、それほどのスピードでなくても良いということが理解できます。

リンクを付けたかったのですが、見失ってしまったため、とりあえずは各自探して見てみてくださいね。

それで、ADSLのサービスには8MBというのもあり、実際の速度が4Mでも十分いけるのですが、
ADSLの場合、12MBサービスでも、上りの速度はたいていは1Mbpsを下回ってます。

そう言う意味で、上りの速度はオンラインプレイには多少不利ということで、FPSでやりあう時は、
ADSL回線契約者はやや不利になるだろうなという感じはあります。

一方、モバイルルーターは意外に上りの速度が出ていて、一定ではありませんが、3Mbpsだったり、1.4Mbpsの通信速度と、ADSLよりも良い値を出しています。もし、通信切れを起こさず、かつ速度制限がなければ、モバイルルーターはオンラインプレイ向けと言えます。

ただ、モバイルルーターの場合、実際は通信切れ起こすし、速度制限もあるので、やはりオンラインプレイではラグが発生したり、通信切れによるサーバー接続の切断が起こるというのが現実です。

なので、オンラインプレイを快適に楽しみたい場合、ADSLサービスなら40MB以上を選択したほうが良いでしょう。40MB以上なら、上りの速度はYahoo BBのADSLだと最大3Mbpsまででるようになりますので、オンラインプレイの環境は整います。ただ、管理人は12MBでも十分快適に楽しめています。ちょっとばかしラグるかもしれませんが・・・。


(ADSLなら、左側の「チェック」からADSLを選択し、各自の地域を選択する)

なお、Yahoo BB の上りを重視した 50MB Revoというのもありますが、そちらは上りがかなり早くなり、最大で12.5Mbpsまで出ます。月々の支払いが高くなるし、またオンラインプレイではそんな速度は必要ないので、管理人はまったく考慮に入れませんでした。

関連記事
自分に適したプロバイダーと速度を選ぼう
Yahoo! BB ADSL


2014年8月12日火曜日

コンバーターWNCE4004とルーターWNDR4300を繋げる

ワイヤレスコンバーターと無線LANルーター



WNCE4004とWNDR4300は、両方とも5GHzに対応しています。

LAN端子はあるけれど、5GHzに対応していないPS3・PS4・Xboxなどのゲーム機や、テレビ
などの機器で、使えます。

管理人は、ゲーム機接続をメインとして、ワイヤレスコンバーターを購入しました。

WNCE4004はワイヤレスコンバーターですが、ゲーム機器と接続するときは有線のLANケーブルでつなぎます。購入する前は、ワイヤレスとあったので、てっきり無線LANルーターとコンバーター間のみならず、コンバーターと機器間も無線なのかと思っていました。けれども、この接続方法だと、ワイヤレスコンバーターは中継機に似ているなと思ったのですが、実際は機器に接続するのは付属の有線ケーブルで繋ぎます。

コンバーターと無線LANルーターは両方ともNEGEAR社製で、両機器にWPSボタンがあります。両方にWPSボタンがあると、ややこしい接続の設定は不要で、ただ両機器のボタンを押すだけで、認識接続設定が簡単に行えます。


コンバーターWNCE4004の接続方法【5GHz帯】


WNDR4300とモデムの接続方法は、以下の記事で説明してます。
モデムから先を無線化するため、モデムとルーターを接続する方法を説明しています。
WNDR4300ルーターをyahoo BBのモデムに接続しネット接続


そして、ここからは、ワイヤレスコンバーターとルーターを接続する方法です。

上述の通り、コンバーターとルーターのそれぞれWPSボタンを順に押せば、接続ができるのですが、この方法では、5GHz帯で接続ができません。通常の2.4GHz帯で接続されてしまうため、5GHz帯で接続したい場合、次のような手順で行います。

が、その前に、管理人は一度WPSボタンを使用して、コンバーターとルーターを接続しています。そのため、以下の手順でうまくいかない場合、一度両機器を認識(インストール)させておくと良いかもしれません。

1.
まず、モデムとルーターを起動しネットができる状態にしておきます。
また、コンバーターWNCE4004のアダプターをコンセントに差し込んで、ネットにつながったPC(ノートパソコン)とコンバーターWNCE4004を、付属のイーサネットケーブルで接続しておきます。

2.
コンバーター背後にある電源スイッチを入れて、LEDが緑に点滅するのを待ってから、
インターネットブラウザを開いてアドレスバーに「http://www.mywifiext.net」を入力し開くと、
ウィンドウが出てくるので、デフォルトのユーザー名【admin】とパスワード【password】を入力し
「OK」をクリック。
(セットアップ画面が自動で出る場合もあり)

3.
ネットワーク設定では手動入力を選択し、SSIDとセキュリティを入力します。
ここがポイントなります。
5GHz帯を利用するために、5GHz帯を利用するSSIDを入力する必要があります。

管理人の場合、2.4GHz帯のSSIDは「NETGEAR○○」(WNDR4300) となっていますが、同時に5GHz帯の
SSIDは「NETGEAR○○-5G」となっていました。

そのため、SSIDの入力には最後の「-5G」も入力をして、5GHz帯を利用するように指定する必要があります。

セキュリティのパスワードの部分はWPA2-PSKを選択し、WNDR4300のネットワークキーを入力して、
次に進めば接続が完了します。


「おめでとうございます。」と出れば、5GHz帯でうまく接続されました。
確認をしてみました↓



これは、ルーター側の「NETGEAR genie」設定画面から確認したものです。
コンバーターWNCE4004からルーターに延びた点線上にある接続アイコンを見ると、
接続速度が450Mbpsになっています。

始めにWPSで設定した時の接続速度を確認し忘れていたのですが、他の接続しているノートパソコンの速度を見ると、接続足は120Mbpsから130Mbpsとなっていたので、間違いなくコンバーターは5GHz帯で接続されていることが確認できました。

これで、コンバーターWNCE4004で接続する機器は、最高450Mbpsという通信速度でデータの送信が行えます。

まあ、管理人はADSL環境なので、そんなスピードはそもそも必要ないんですが、一応体感速度ががったというレビューもあったので、それを信じて5GHzで接続してます。

2014年8月11日月曜日

WNDR4300ルーターをyahoo BBのモデムに接続しネット接続

ルーターをモデムに接続し無線化する


購入したルーターの紹介


Yahoo BB のADSL用のモデムは、無線LANパックのオプションを選択すれば、無線用のカードが配られ、それをモデムに差し込めば無線化できます。

ただ、月々の料金がかかって、長い目で見れば無駄な出費になるので、自分でルーターを購入したほうが安上がりです。

購入したルーターは、ネットギア社製の無線LANデュアルバンドルーターWNDR4300-100JPS

平均価格が6000円前後くらいの製品です。自分は箱汚れ品で4500円くらいで購入しました。

クーポン利用で最安「箱汚れ品」



箱汚れと言っても、中は新品です。こういった、製品そのものには何ら問題ありません。ラッキーでした。


そして、上の写真、床が相当汚い(笑)。
電話のモジュラージャックがある床付近は、基本的にゴミ箱や傘立て、またいろんな用具を置いていたため、モデムやルーターを置く場所として最適だと思って、用具をどかしただけの状態です。

とりあえず、床に一枚の紙を敷いて、その上にルーターなどを置きました。

ルーターではなく、モデムだけでネット接続を試した時に、10年以上前に購入していたスプリッターが使えなかったので、新しいスプリッターを購入しましたが、写真の右側に映りこんでいるのが見えるかと思います。そのスプリッターを使えば、電話用とモデム用を分岐でき、BBフォンを使わなくて済みます。

もともとあったスプリッターと若干作りが違っており、購入した ADSL用スプリッタ には、上部にモジュラーケーブルをつなげるための「穴(ソケット・差込口)」があり、スプリッターとモジュラージャック間をつなぐためのモジュラーケーブルが必要でしたが、それを購入し忘れてしまいました。

モジュラージャック(写真右上だがたぶんギリギリ見えない)とスプリッターはすぐ近くに設置するので、10cmくらいのモジュラーケーブルで間に合いそうです。アマゾンが一番安く260円でケーブルが買えますが、合わせ対象商品のため、単品では購入できませんでした。

写真では間に合わせとして、スプリッターとモジュラージャック間は、5mくらいあるモジュラーケーブルで代用しています。




モデムとルーターの配線設定

yahoo BBのBBフォンを使わないため、スプリッターとMJ-2SCのモジュラージャックをモジュラーケーブルをつないだことは上記ですでに説明しました。

ここからは、モデムとルーター間の配線のチェックをします。


モデムの付属ケーブルは三つあり、それぞれ先端に色が付いているので簡単に識別できます。
①モジュラーケーブル(オレンジ色)
②電話用ケーブル(黄緑色)
③PC用のケーブル(青色)

また、ルーター用のケーブルも
1. イーサネットケーブル(ケーブル全体が黄色)
が、付属で付いています。

①は、モデムのオレンジ色の差込口とスプリッターのモデム用の差込口に刺さっています。
②は、BBフォンを使わないため、不要です。
③のPC用のケーブルは、ルーターの設定をする時は、モデム側ではなくルーター側に差し込むことになります。なので、③のケーブルは、ルーターの有線差込口とノートPCに差し込んでいる状態です。

写真の右側白いのがモデムで、左側の黒いものが無線LANルーターです。上記の説明は写真を見ればわかるかと思います。

モデムとルーターで無線化設定


ここからは、説明書通りの設定方法を説明します。

まず、ルーターとパソコンは電源を入れていない状態にしておきます。ルーターはコンセントにつなげていない状態です。ただ、上記の配線設定だけは先にしてある状態です。


1.まず、モデムだけ電源を入れておく

モデムの電源を入れる(コンセントに差し込む)と、前ランプが複数点灯し、その後、関係あるランプのみ点灯し、最後はネット接続ができる状況として「リンク」のランプが点灯します。
点灯したら次の操作に映ります。

2.ルーターの電源を入れてからPCも起動させる

起動するとネットがつながっている状態なので、ブラウザを立ち上げると、
Yahoo BB!やCATVなどの場合、自動的にIPアドレスが設定されるのですぐにネット接続ができます。

フレッツADSLやBフレッツの場合、PPPoE接続になるようで、ユーザー名とパスワード名をあらかじめ準備しておく必要があるようです。





ブラウザなら何でもよいのですが、一応説明書にはIEなどで立ち上げるとあったので、指示通り、インターネットエクスプローラーで起動すると、上のように英語で説明が。上記のSSIDとパスワードは、すでにルーターの背後に記述されてあるものです。写真ではパスワードなどを塗りつぶしてあります。


特に、問題なく、画面の緑ボタンをクリックすると、
「おめでとうございますCongratulation」の英語文字が出ているので、説明書のような日本語ではありませんが、一応説明通りになっています。

これで、無線LANルーターを利用して、ネット接続ができるようになりました。
ちなみに、上写真を見るとSSIDが二つあるのが確認できますが、2つ目のSSIDは5GHz帯を利用しているので、SSIDが異なります。

あとは、別のPCを使って、上のSSIDとパスワードを打ち込めばルーターを通してネットが接続できます。

接続に使ったPCは優先接続になっているので、ケーブルを抜いて、SSIDとパスワードを打ち込めばOK.です。

なお、上の英語は日本語に直すことができます。
上の手順で緑ボタンを押すと、

の画面が出てくるので、
左下の「アラジンの魔法のランプ」をクリックすると、
下の画面になります。



この画面の一番右上のアメリカ国旗が見えるかと思います。この国旗をクリックすると、言語を選択できるので日本語を選択すればOKです。これで、このサイトを日本語で読めるようになります。


ルーターの詳細設定

ルーターの実際の設定は、「NETGEAR genie」のソフトをPCにダウンロードして、そのソフトで設定を行うことができます。
http://www.netgear.jp/products/details/WNDR4300.html#tab-ダウンロード

このページの下のところに、
「デスクトップNETGEAR Genie ダウンロードページ (日)」
というのがありますので、それをパソコンなどにダウンロードすれば、そのPCでいろいろルーターの設定ができます。

ファームウェアの更新や、接続状況、セキュリティ設定などが行えます。

ADSL12M環境で無線LANルーター選び-WNDR4300

無線LANルーターはWNDR4300を購入


無線LANルーター選び

Yahoo BBのADSLサービス申込み後モデムが送付されましたが、そのモデム自体には無線でネット接続できないので、提供されている無線LANパックのオプションを選択し毎月レンタル料金を支払うか、もしくは、自分で無線LANのルーターを購入する必要があります。

無線LANパックに付属している無料IDは魅力的ですが、外出時は仕事か遊ぶくらいでネットをしませんし、自分としては無線LANパックにする必要性が感じられず、無線ルーターを自分で購入することに決めました。

それで、さっそくネットで調べると、ルーターもたくさんありますから、ADSLのスペックに合ったもので十分ということで、いくつかの条件を付けて考えました。

・2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応したルーターにするかどうか。
・オンラインゲーム(PS3やPS4、Xboxなど。将来的にPSPや3DSなども)に適しているか
・安定した通信が可能か

上の3点についてよく考えることにしました。

自宅にある2年縛りのあるモバイルルーター【それ自体でネット接続できる】でオンラインゲームをやっていると、途中で回線切れを起こします。よく巷で言われるping値という応対速度(反応速度?)こそが重要で、この値が大きいとオンラインでラグが発生したり、途中で回線切れを起こすようです。そうなると、他のプレーヤーに迷惑をかけてしまいます。Wimaxでも同様の現象があるようです。

ただ、そういった回線切れはADSLでも起こりうるそうで、特にラグがひどいと言う人の環境を調べると、NTT局からの線路距離がかなりあって、その結果伝送損失が大きくなり、通信が不安定になったり、信号がとぎれとぎれになってしまっているようです。

管理人の場合、線路距離が1500mくらい、伝送損失が21dBくらいでしたから、そういった回線が切れるといった症状はたぶんあっても少なく、オンラインでプレイする時は問題なさそうです。
(ここのところは、モバイルルーターからADSLに変更しPS4の通信が安定したの記事で紹介。)

けれども、無線接続で2.4GHz帯を利用すると、周囲の環境によっては近隣の同じ無線による干渉が起こったり、また、同じ帯域を利用する電子レンジやBluetoothの影響を受けたりして、通信速度が落ちるというのは気にかかっていました。また、BBフォンなど電話による影響もあるそうです。

そのため、5GHz帯を利用した通信ならその影響は少なくなり、通信速度の維持によって高速環境を実現できるので、オンラインプレーでできるだけの支障を減らすため、5GHz帯を利用することも視野に入れました。

いろいろ調べてみると、5GHz帯を利用してオンラインプレイ-する人は結構いるようで、PS3なんかは内蔵された無線機が弱いので、イーサネットコンバーターで通信して安定させているようです。

自宅にはPS4があるし、5GHz帯を利用した通信も考慮して、デュアルバンドルーターを選択することに決めました。

上記の条件をそろえていると思われる全ての無線LANルーターをとりあえず、以下にピックアップしました。かなり詳細に検討しました。



説明
11n/a300+11n/g/b300Mbpsの高速転送
MIMO技術(データ転送速度の向上)使用。
電波干渉に強い11n/a規格対応
有線LANは4ポートでUSB×1は、全て
Gigabitイーサネット対応
感想
複数のユーザーが2.4GHz帯が遅い
という感想を述べているため、肝心な
ルーターとしての機能がダメそうで、実際、
比較サイトでの評価はかなり低いので、除外
BUFFALO WZR-600DHP3
syasin
上記製品の新モデル
中継機として利用可能
たくさんの機器と同時につながる
DLNA機能は持たない
サイズ28×196×185も旧機種とほぼ同じ
感想:
旧機種よりは良くなった感じはするものの、
2.4GHz帯の弱さを感じさせるレビューが
いくつもあり、このバッファロー製も除外
 PLANEX FFP-1200DHP

planex社製:MZK-1200DHP
11acにも対応し、最大転送速度866Mbps
PS4、11ac対応スマホでもOK
スマホやPCから簡単設定できる
5GHz帯と2.4GHz帯同時利用可
何もしなくても勝手にアップグレード
感想:
5GHz対応だがオーバースペックで除外
11acを考慮している人には、かなりおすすめ
BUFFALO WHR-600D

QRコードで初期設定可能
最大300Mbpsの通信速度
中継機としても使える(新機が他社製でもOK)
5GHz対応
感想:
ADSL環境ならこのモデルで十分性能を発揮でる。
カスタマーの評価も高く、初心者にお奨めモデル。
管理人もこの製品をベストチョイスに含め、
これを購入するだろうと考えていました。

NETGEAR WNDR4300-100JPS
5GHzと2.4GHz同時利用可
5GHz帯は450Mbpsの高速通信が可能
ゲームやストリーミングなど安定した通信
218 × 160 × 35
感想:
5GHz帯が450Mbpsの高速通信に対応する
ことが最終的な決め手となる。
クーポン利用で最安「箱汚れ品」


5GHzと2.4GHzが両方対応しても、同時に利用できない製品もあるので、同時利用が可能と記述があったNETGEARの製品とPLANEXの製品にある程度絞りました。ただ、バッファローのWHR-600DもADSL環境で十分実力を発揮する製品で、最初に目を付けた製品がこれでしたので、一番最有力でした。

しかし、やはり調べれば調べるほどいい情報というのは入ってくるものですね。
ネットギアのWNDR4300は、5GHz帯が450Mbpsとあり、他社製品の5GHzがほとんど300Mbpsの通信速度とあって、かなり気になる製品でした。

レビューを確認したところ、通信速度のないネット環境でも、300Mbpsから450Mbpsに乗り換えた方の感想で、体感速度が上がったという記述がありました。この方のレビューを信用して良いのかわかりませんでしたが、わざわざうそを書くレビュワーはそれほど多くないだろうと考え、最終的にネットギアのWNDR4300を購入することに決めました。

もし、5GHz対応でなければ、最有力としてWHR-300HP2/N (WHR-600Dの5GHz非対応版)がありました。


2014年8月9日土曜日

ソフトバンクから送られてきたモデムでネット接続した

ADSLの工事日に送られたモデムを接続して簡単にネット接続



モデムの送付は、工事日と同じ日でした。

前の電話のやり取りで、工事日の翌日に接続してくださいと言われていたので、
モデムが届いたその日に、ネットにつなげたい気持ちでしたが、実際一日我慢して待ちました。

その間、送られてきたモデムをじっくりチェックしてみました。




上の写真は送られてきたモデムとその付属品です。
左上がモデムで、その下がアダプター。右上に移って、接続ガイドとおまかせセットアップのCDROM。
そして、ケーブルが、モジュラーケーブルとLANケーブル、そしてBBフォン用のケーブルの3つです。



上の写真では、オレンジ色の差し込み部分がモジュラーケーブル用、その下の黄緑色の部分が電話機用、その下の青い4つある差込口が、パソコンなどを有線で接続する部分になります。
一番下の黒い部分は、アダプタ用のソケットになります。

Yahoo BBのモデムのサイズは、実際に測ってみると、
高さが210mm(台は含まない)、幅が135mm、奥行きが35mmくらいでした。




ソケットの逆側は、接続状況をライトで確認することができます。

確認できる窓は全部で10個ありますが、上から3つ目は、「リンク」と言われる窓で、
ここが点灯している場合、ADSLが、NTTの回線を通してちゃんとネットにつながっていることを
表しています。

モデムの接続方法は簡単です。

付属品の接続ガイドの通り、ただ、ケーブルをつなげていくだけです。



最後にコンセントに差して電源を付けると、最初はライトが点灯し、その後一旦ライトが消え、接続してあるケーブルが正常につながっていれば、「リンク」が点灯します。「リンク」が点滅していると、ケーブルをちゃんと差し込んでいなかったり、または、スプリッタなどによって、接続が弱まっていたりなどの原因が考えられます。

自分の場合は、モジュラージャック差込口の「MJ-2SC」に、直接モジュラーケーブルを差し込んで、問題なくネットに繋がりました。

昔からある建物や集合住宅だと、NTTの「MJ-2SC」のモジュラージャックに電話をつなげたりしますが、ADSLもこのMJ-2SCを通して、電話回線でネット通信を行うんです。

このモジュラージャックからスプリッターという器具に通せば、電話回線を分岐でき、モデム用と電話用に分けることができます。

特に、電話番号がNTTで契約している番号ではなく、050から始まる別の番号になるBBフォンを利用したくないという方にとっては、このスプリッターによって、そのままNTTで使っている電話番号が利用できるようになり、支払い請求先もNTTになります。

今回、ADSLに契約したので、ずいぶん昔(10年以上前)使っていたスプリッターを取り出してつなげてみたんですが、電話は使えるものの、もう一方のモデムの方はうまく繋がらず、ネット接続ができませんでした。

なので、ADSL用のスプリッタはないか探したら、見つけたのは、ELECOMのADSL用スプリッタ
従来品のLD-ADSLSP2よりもさらに30%ノイズが強くなっているようですし、またかなり安い。

最大50Mbpsの通信速度に対応していて、フレッツADSLやeAccess、Acca対応で、yahoo BB対応という表記がなかったので、ちょっと心配でしたが、さっそく接続してみました。

結果、何の問題もなく接続できました。


Yahoo BB12M申込から実際の開通までの流れ

ADSL開通が最短なのは、Yahoo BB



最短で開通できるのはYahoo BBではないかなと思います。

最短6~10営業日で開通までこぎつけてくれます。モバイルルーターも電話で契約をすれば、営業日翌日から2日くらいで端末を送ってくれるので、すぐに使えるのですが、やはりADSLですと、回線の工事を考える1週間から2週間が目途になるかなと思います。

実際、管理人の申し込みの経過を以下に記述します。

・回線切り替え(KDDIからNTT)工事予定日8月6日

管理人はメタルプラスを契約していたため、あらかじめNTT東日本に回線を戻す手続きが必要でした。その回線手続きの申し込みは、7月の20日くらいだったかと記憶していますが、正確な日時は思い出せません。その時、受付のお姉さんが、回線切り替え工事予定日が8月6日と、知らせてくれました。


・2014年7月30日ADSLバリュープラン申し込み

ADSLの開通が最短で6営業日ということだったので、回線切り替え工事予定日から遡って、7月30日にネットでADSLバリュープランの申し込みがちょうどよいと考えました。

・2014年7月31日にyahoo BBから電話

7月31日時点では、まだKDDIの回線なので当然、不適合の連絡が入りました。

その理由を、yahoo BBの担当者にお知らせしました。8月6日に回線切り替えの工事予定だとお知らせすることで、サポート担当者も理解してくれました。

・2014年8月2日にYahoo BBサポーターから連絡が来る

NTT局でADSL設置の工事が、8月7日という連絡が入りました。土曜日なのに、わざわざ連絡をいただけました。

・2014年8月4日メールが来る

ADSLモデムを8月7日に配送するというメールが届く


・2014年8月7日にメールが届く

メールでお支払方法の連絡が来る。なお、メールのやり取りはYahooメのフリーメールアドレスでおこなっていたため、yahoo ウォレットから簡単に手続きが行えました。
2014年8月8日ご利用開始のメールが届く

このあと、接続を確認して、無事ネットにつなげることができました。


直接電話回線につなげて計測しました。


地域を選択し、利用しているプロバイダーと線路距離と伝送損失を入力して図ると、
PCの回線速度は、下りがおよそ9Mbpsで、上りが0.9Mbpsでました。

自分に適したプロバイダーと速度のところで伝送損失とスループットの関係図がありますが、
この図で言うと、自分の地域では、下り速度が平均以上の値を出しているということがわかりました。

このことから、もし、バリュープランではなくyahoo BBの50Mプランを選択していたら、おそらく最大で17Mbpsの下り速度が実現でき、およそ2倍の速さが実現したでしょう。

そういう意味で、ADSL12Mのバリュープランで9Mの速度を実現させているのは、かなり良い方だと言えます。

ただし、この速度は、あくまで電話回線に直接つないだ場合の速度です。

BBフォンは使わずに、スプリッターを間に挟もうと考えているので、その時の速度はまた落ちてくるかもしれません。

後日、導入してから速度を計測し、追記したいと思います。

2014年8月8日金曜日

YAHOO BB ADSL12Mの最安プランに加入した

Yahoo BB バリュープランADSL 12M



ADSL業界で最安のサービスプラン言えば、やはりYahoo BBのバリュープラン。

ときどき、広告でADSLの案内があり、安いなといった思っていましたが、契約する前は、
回線の切り替えなど面倒だという気持ちもあり、ほとんど広告を素通りして見ていただけでした。

しかし、皆さんもご存じのとおり、モバイルルーターも速度制限がかかるようになり、、そのあまりの遅さに管理人も辟易していました。

E-Mobileのモバイルルーター(GL04P)を利用していたのですが、2014年の5月ごろから速度規制がかかるようになりました。夜の9時以降は利用者が多いため、混雑なのでしょうか、速度規制がかかっているなと感じるほどに重くなりました。月の終わりごろになると、使用制限の10GBを余裕で超えているからでしょう、常に速度が出ない状態で、本当にイライラさせられるほどにまでスピードが落ちたのです。

そこで、2014年7月1日から3か月間のキャンペーンでYahoo! BBのバリュープランの広告が目に入ってきました。まさに、ベストタイミングでした。

東日本では月々1801円のところ、1265円まで値下げ【固定電話の回線利用】です。消費税は含まれないので、実際は1300円台と言ったところでしょう。

モバイル端末の月々の支払いが3000円くらいでしたから、半額で平日同じくらいのスピードが出るADSLに乗り換えないでどうする?といった感じで、さっそく申し込みをしました。

注意点として、バリュープランを選択すると、2年縛りになります。途中で解約すると1万円近くの解除料が発生するところは、モバイルルーターの端末契約時とほぼ同じです。

最短で開通するプロバイダー



いろんなレビューを読みましたが、どうやらADSLの最短開通はYahoo BBのようです。公式ページでも、お申込み登録完了後から最短で6~10営業日でご利用いただけると書いてあります。

実際、自分の場合、申し込み当日を含めて8営業日で開通となりました。


ただし、開通までに回線の問題が発生すると、当然その分遅くなります。

たとえば、KDDIのメタルプラスに加入していたりするなどの場合です。NTTの回線を利用しても、登録上は、NTTの回線ではなくKDDIの回線を使っていることになるので、Yahoo BBに申し込んでも、ADSLの設置ができる状況ではないので、連絡が戻ってきたりします。その対応に遅れたりすると、その分、開通が遅くなります。

KDDIのメタルプラスは安い分、ADSLに加入できないデメリットがあるので、回線をNTT(東日本か西日本)に戻す必要があります。

また、KDDIのような業者に乗り換えるとNTTの加入権が5年で消失します。ただし、NTT側の配慮で、自動で5年延長をしてくれるようなので、実質は10年間は加入権が消失しません。加入権が無くなると、再び登録手続きが必要になるので、注意です。


自分に適したプロバイダーと速度を選ぼう

自分に最適なADSLサービスを探そう


今後、yahoo BB でADSLサービスを申し込む人にとって有用な情報になるだろうと思い、ブログとして、記録を残しておくことにしました。管理人も、こういった重要な手続きを記録に残すことで、ADSLサービスの乗り換えの時などに、参考になるかもしれないという思いで、一石二鳥の気持ちで記述することにしました。

まず、「自分に最適なサービスは何か」
ここがスタート地点と言えます。

線路距離と伝送損失を調べよう


なぜなら、自分の環境にあった選択をしないと、通信速度を発揮できない環境で、ただ高いお金を支払ってしまうことになるかもしれませんし、または、その逆で、速度がもっと出るかもしれないのに、通信速度の遅いサービスを選択しているかもしれないからです。
なので、まず重要なのは、NTT局と自宅の線路がどのくらいの距離にあるのかを詳細に調べる必要があります。なお、ここでは固定回線で契約していることを前提に話を進めます。

次に参考になる外部リンクを紹介します。
線路情報開示システム-西日本
線路情報開示システム-東日本

自分の住んでいる地域からどちらかを選択し、留意事項を読んでからNextを選択すると、
別タブで線路情報開示システムのログイン画面が出てきます。ログインをすると、左のサイドバーに 電話番号を入力するところがありますので、自宅の電話番号を入力し「実行」を押すと、
線路距離と伝送損失が表示されます。
(固定電話がない場合、近くのお店などNTTと契約をしている病院や飲食店などの電話番号を入力すると自宅の環境の目安にすることができます。)

なお、固定電話を持っていない場合、固定電話なしのADSLプランで契約することになるかと思いますが、結局はNTT回線を引くことになるので、固定電話ありのプランと比較して工事費分高くなってきます。

自分の環境で最適な速度はどれか(下り)


自宅(マンションや集合住宅など)からNTT局までの線路距離と伝送損失がわかったところで、
次のサイトをご覧ください。


このサイトは、2012年9月以降の統計を取っていないので、厳密な意味で正確ではありませんが、しかし、ADSLの環境自体は、今後十数年大きな変化はないので、2012年のデータを利用しても、ほぼ大きな乖離はないでしょう。


ただし、自宅周辺の環境によって、速度にばらつきがあるので、あくまでチャートの線は平均値だと思ってください。NTT局と自宅の間にラジオ局など、線路に干渉する電波が発生したりすると、速度が落ちるようです。なので、そういった環境の場合平均値を下回ることになります。



12Mサービス下り

上のチャートは、同ページの12Mサービスの伝送損失とスループット「下り」の図を拝借しました。

伝送損失はデシベル(dB)で表示され、NTT局に設置したADSLから自宅までの回線上で起こる電気信号の伝わりにくさを表しています。伝送損失が大きいと、当然伝送速度が低下していきます。

Mbpsは1秒当たりの速度を表した単位です。どの区間のスピードを計るかによって2つの呼び方があります。スループット伝送速度です。

スループットは、自宅のPCから情報を送信するサーバーまでの距離におけるスピード、 
伝送速度は、自宅のADSLモデムからNTT局に設置したADSL装置までの距離におけるスピードを表します。

スループットの方が距離が長い分、速度は遅くなっていきます。
通常ネットで検索などする利用者にとっては、スループットの値が体感できる速度と言えます。

上のチャートに関して、たとえば自宅からNTT局までの伝送損失が20dBであり、Yahoo BB(12MB)(紫線)サービスで契約した場合、スループットは8Mbps届かないくらいのスピードが平均となります。eAccess(ピンク線)だと、若干スピードが落ちて7Mbpsくらいでしょうか。逆に伝送速度の場合は、もう少し早い値が出て、10Mbpsくらいになるかなと思います。

ただし、40~50Mサービスになると、eAccessの方が、30dBまでは若干有利になっています。
下の図の赤い線がeAccess(50M)になりますが、30dBまでは、赤い線が青いカーブ曲線(フレッツ)の上に来ています。40~50MBで契約すると、スループットは平均12mbpsの下り速度が出ることになり、上記の20dBの環境で12MBと比較すると、4mbpsと速度がアップしています。

この12MBと40MB以上の契約の差に関して、伝送損失が高くなればなるほどスピード差が縮小していく傾向にあり、たとえばyahooのBBサービスの比較で伝送損失が40dBになると、12MBサービスでは平均下り速度が3mbps、50MBサービスだと4mbpsとなり、スピード差がかなり縮小されます。10dBくらいだと2倍速度が上がったという報告もあるので、NTT局から近ければ近いほど、50MBサービスから受ける恩恵が大きいです。


40~50Mサービス下り

こうしてみると、20dB~25dBくらいの環境を持つ家庭なら、eAccessやフレッツADSL40Mが良いかと言えますし、逆に30dB以上なら、40MB以上のサービスを契約する場合どこのプロバイダーと契約してもあまり変わらないくらい接近し始めているということが言えます。

上り

上り速度の図はアップしませんので、統計値に関しては上記で示したリンクを見ていただくとして、上り速度については、8MBや12MBなどのADSLサービスを選択すると、上り速度は1mbpsを下回ります。40~50MBを選択すると最大3mbsくらいの上り速度を実現するようです。

同ページの「40~50Mサービス 伝送損失とスループット【上り】」というチャートでは、
フレッツADSL(47M/5M)とeAccess(50M/5M)が上りの速度が速くなっています。

伝送損失が25dBくらいまでは、フレッツADSLとeAccessはほぼ同等の速度を維持しており、上りを重視する場合、これらのプロバイダーサービス【40M以上】が良いかと思います。


同ページのチャート図を見て、自分の環境がわかったうえで、最適なADSLサービスの選択をしましょう。


関連サイト
MbpsとMBの違い
Yahoo! BB ADSL


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