2014年10月1日水曜日

MbpsとMBの違い

メガバイトとメガビット


MBは、メガバイトと読み、情報の大きさを表しています。
Mbpsはメガビットパーセカンドで、1秒当たりのデータ容量を表しています。

MBは情報量の大きさを表しているのに対して、Mbpsは1秒当たりのデータ量(速度)を表していて、
かつ単位はビットです。ビットは、デジタルコンピューターが扱うデータの最小単位です。


1バイト=8ビット



1MB(メガバイト)=1Mb(メガビット)とはならず、1MB=8Mbです。

それでは、8Mbpsは何MBでしょうか?

8Mbpsは1秒当たり8メガビットの容量を表すので、単位をメガバイト(MB)
に変換すると1秒当たり1MBということになります。

ADSLの速度が8Mbpsであれば、1秒で1MBの容量ということです。

ADSLサービスを利用している方であれば、8Mbpsというのはある意味基準になりますね。

ADSLの場合、NTT局からの距離に比例して伝送損失が大きくなり、ADSL40Mや50Mサービスで契約しても,多くの人は速度が10Mbps以下になるんではないかなと思います。

PS4などのオンラインゲームをする時は1、秒当たりの1MBくらいの容量であれば問題ないと言われています。なので、1秒1MBというのは、速度8Mbpsであればいいんですね。これよりも速度が遅いと、ゲームのコンテンツによってはラグが発生するんではないかなと思います。

8Mbpsだけを覚えておけば、いろいろ計算ができます。一秒当たり1MBの容量なのですから、
100MBのデータをダウンロードする場合100秒かかるわけで、
オンラインゲームを楽しむためには最低8Mbps欲しいなと、頭の中で考えられます。


参考
12Mbps=1秒当たり1.5MB(メガバイト)のデータを転送
8Mbps=1秒当たり1MB(メガバイト)のデータを転送
4Mbps=1秒当たり0.5MBのデータを転送


2014年8月19日火曜日

モジュラーケーブルの変更で回線速度が向上-モジュラージャックとスプリッター間

モジュラージャックとADSLモデム間のモジュラーケーブル


モジュラーケーブル5メートルが20cmに変更



モジュラージャックMJ-2SCとスプリッターの間に使っていた最初のモジュラーケーブルは、5メートルくらいあるものでした。下の写真です。




スプリッターは、電話とモデムを分けるために使われる機器で、これがあるとBBフォンを使わないで済みます。

ちょっとわかりづらいんですが、写真右上隅の見えるか見えないかのところにあるのがモジュラージャック(一部しか見えてない)。そして、写真右隅にスプリッターがあります。

この間を、5メートルくらいのモジュラーケーブルでつないでいました。写真右下隅にケーブルのコードが巻かれているかと思いますが、5メートルもあるので、束ねています。

1週間後、アマゾンで購入した次のモジュラーケーブルに変更しました。
ケーブルコードは20cmとなって、かなりすっきりしました。

購入した製品
モジュラーケーブル 0.2m TEL-FST-02N
ノイズに強く、電話回線と機器を接続する
ケーブル。ADSLに快適、40Mbps以上にも
対応。ISDN機器にも対応。
700円前後で購入できます。


正直、こんなに高いものを購入しなくても良かったのですが、周囲はノイズを発生させる機器が多いのと、また、アマゾンで安いものを購入すると、合わせ買い対象商品となって複数購入しないといけなくなるので、結局は、このケーブルに行きつきました。ノイズに強いフェライトコアも取り付けてあります。(写真)


回線速度がわずかに向上

モジュラーケーブルを変更した結果、回線速度が若干向上しました。

ADSLの環境を改善しても、ほとんど変化がなかったという多くのコメントやレビューを読んできました。

そんな中、モジュラーケーブルとLANケーブルの長さの変更ならどっちが良いかという質問で、モジュラーケーブルの方が回線速度が改善しやすいというコメントが見受けられたので、古い5メートルのモジュラーケーブルから、20cmのケーブルに変えてどんな変化があるのか調べました。

自宅の環境は、モジュラージャックにスプリッターをつなげてモデムと電話回線を分け、モデムを無線LANルーターと接続し、無線でネット接続をしています。プロバイダーはYahoo BBで速度は 12MBサービスです。(線路距離が1490mで、伝送損失が21db)

PS4と無線LANルーターWNDR4300-100JP​S間 

まず、オンラインゲームなどをするPS4で回線速度を計ってみました。PS4(プレステ4)ではネット接続の診断をすることができるので、そちらで上りと下りの速度を計りました。ちなみに使った無線LANルーターはネットギア製品のWNDR4300-100JP​Sで、無線でPS4につなぎました。

5メートルのモジュラーケーブル使用時は、速い時の下り速度は8.7Mbpsくらいで、ある時は、3.7Mbpsくらいになる時がごくまれにありました。こんなに差が開くのはちょっとよく意味が分かりませんでした。別の原因があるかもしれません。そして、上り速度は平均的に、770kbpsくらいでした。

20cmのモジュラーケーブルに変更してからは、安定して下り速度が8.8Mbps、遅くても8Mbpsを保てるくらいの速度になっています。そして、上り速度は、遅いと790kbpsくらいで、通常は800kbpsよりちょっと上くらいになりました。803や809、806などの値になっています。


PCと無線LANルーター間

自宅のノートPCとのネット接続で回線速度を調べました。ルーターは上記と同じものを使用。
回線速度の診断には次の価格コムサイトのものを利用させていただきました。

http://kakaku.com/bb/speed.asp

5メートルのモジュラーケーブルを使用している時、
下り速度は概ね9.5~最高は10.4Mbpsの値が出ました。平均すると9.6くらいの印象。
上り速度は、通常880kbpsくらいで、平均だと870kbpsくらいでした。

20cmのモジュラーケーブルに変更してから
下り速度は、常に9.5Mbpsの値が出るようになり、平均すると9.6後半くらいの印象。
上り速度は、安定して880kbpsが出て、平均だとやはり880kbps後半くらい。



上記のように、本当にわずかな差ですが、ノイズに強い短いモジュラーケーブルに変更したことで、ADSLの回線速度が若干向上しました。



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